家族の嫌われ者、子連れの出戻り、母子家庭のつらさ
結婚に憧れていた独身のころ、「仕事と家庭の両立」をすべきか、いっそ専業主婦となって家事と育児に専念すべきかボンヤリと考えたり、女友達とおしゃべりのネタにしていました。
考えてみたら、おめでたい話ですね。
本音では結婚さえすれば、仕事なんてどうでもよかったのです。
世の中で言われる、キャリアウーマンやワーキングマザーなんて私の周りには皆無だったのです。母子家庭もシングルマザーもいませんでした。
実際、私の母も祖母も女学生のころから、数多くお見合いし、親が決めた結婚相手に何の疑問も持たずに嫁ぎ、離婚はただの一度も考えたこともなく「お嫁さん」として幸せな結婚生活をすごしてきた、生粋の専業主婦でした。