2013年7月5日金曜日

生活費を稼げるシングルマザーになる秘訣!


頼もしいアメリカ女性の53%が家計を支える大黒柱!
シングルマザーの弱みは経済力が無いことです。生活費を稼げないことです。一昔前の専業主婦はそれゆえに離婚できず、夫にすがり付いて生きていくしかないと諦めたものです。今も、離婚を躊躇する最大の理由は妻の経済力です。
アメリカの金融会社『プルデンシャル・ファイナンシャル』が実施した、アメリカ人1400名の女性対象の2012年~2013年の調査結果で「53%の女性が家計を支える大黒柱」というニュースが目に入りました。
アメリカの既婚女性の1/3は夫よりも収入を得ているとのことです。女性たちは、その理由について「景気が厳しいから」と回答し、しっかり現実を直視しているのだと感心しました。私自身、専業主婦の時にもっと、市場や時代を見る努力をすべきでした。
現在、アメリカ都市部で働く人の半分は女性です。特に30代女性の多くが男性より収入を得ており、大学の卒業率も高いとのことです。日本でも女性の高学歴化は進んでいますが、それが、仕事や収入に直結しているかと言うとはなはだ疑問です。そこまで考えて、女子大生が大学や学部を選んだり、勉強しているかと言うと不明です。私も女子大生の時にもっと、お金を稼げる資格やスキルを身につけておきたかったと悔やまれます。でも、教授も親も誰も、自力でお金を稼げるようになれと言ってはくれませんでした。女の子は可愛く、素直に育って、幸せなお嫁さんになれと言われてきました。何度考えても残念です。私の息子はもちろん、娘にも同様に自立できる人間になるように毎日口を酸っぱくして話しています。これが、一番重要な教育だと信じるからです。
とはいえ、日本でも労働力の不足などから女性の社会進出は進んでいきます。近い将来アメリカと同じような状況になるかどうかはわかりませんが、シングルマザーは増えるでしょう。アメリカで大黒柱の立場が男女逆転してしまった一番のきっかけはリーマンショックです。夫や男性が職を失ってしまたため、女性が大黒柱になって頑張るというパターンが多いとはいえ、女性が大黒柱になれる、仕事が出来ることが凄いと思うのです。
そのなかでも、とくにアジア系女性は33%、アフリカ系女性は31%と、その比率が高いのでです。意外にもこれに比べて、白人女性は19%と低めでした。白人女性のキャリアウーマンというイメージと実際は違うのですね。アメリカのドラマの「デスパレートな妻たち」をふと思い出しました。かなり、お気楽な主婦の馬鹿げたお色気番組で何度か観る機会があったのですが、ゾッとしたものです。驚きは大してお金持ちでもないのに、専業主婦で全くと言っていいほど家事をしない、家事が出来ないことでした。やるとすれば噂話やお節介好きで無能な女を暴いているとしか思えませんでした。料理もチーズマカロニ一辺倒。暇なので、手当たり次第に不倫に走ると言うもの。こんな主婦が離婚する、される破目に陥ったら不倫どころではなくなりますね。データからみても、アジア系女性は基本的に働き者ですね。何だかホッとしました。

貧しい日本の母子家庭の厳しい雇用の現状を知ろう!
2012年9月、厚生労働省が発表した『平成23年度全国母子世帯等調査結果』によると、離婚したときの日本のママの平均年齢は32.3歳、母子世帯の平均人数は3.47人。なんと、30代前半で、子どもを二人以上かかえて離婚するシングルマザーが多いのです。子どもは母親と一緒が幸せ!と思って、引き取るのでしょうが、引き取ってみると大変な金欠の事態に陥るのです。
日本の母子家庭の平均年収は223万円。児童のいる全世帯の平均年収658万円に比べると、半分に満たない少ない収入です。母子世帯の母親の就業率は80.6%で、働いているのですが、収入が追いつかないのです。就業率も前回の2007年の調査に比べて3.9ポイント減っていて、就職も難しくなっています。アメリカのシングルマザーの2012年の年収平均は300万円程度で、日本よりは高いようですね。環境の違いか、意識の差か、知りたいところです。
日本では就業しているシングルマザーの雇用形態は『臨時・パート』が最も多くて約5割(2007年比3.8ポイント増)。『正規雇用労働者』は約4割しかいなくて、2007年調査よりも3.1ポイント減っています。シングルマザーはあまり良い仕事に就けてはいないようですね。
シングルマザーは決して、怠けているのではありません。離婚前に就業していたというママは73.7 %。しかし、臨時・パートが最も多く、既に経済力があったとはいえませんね。専業主婦が離婚を目前にあわてて仕事を始めることもあるのでしょうが、そんなに急には稼げないのでしょうね。
最近は子どもが小さいうちに離婚するケースが増えています。離婚したときの末子の年齢は平均すると4.5歳なのですが、2012年の調査では0歳~2歳という"未就園児"を抱えるママの離婚が特に増えています。確かに家庭裁判所の離婚調停で、乳母車を押している若い母親を見ることも少なくありません。夫らしき男性もちらほら見るのですが、学生のような幼さだったりします。

子どもを犠牲にしないために、働く前に労働条件を決めておこう!
大黒柱としてしっかり働きたくても、子どもが小さく、保育園のお迎えがあるので残業ができないとか、学校行事や子どもの病気で急な休みが必要だとかがあるとどうしても責任ある仕事を任されにくいものです。しかし、離婚にあたり、子どもを引き取るためには無職やパートでは不利になりますし、経済的に苦しくなります。それだけに正規雇用となって、収入をアップさせたいと切望するのですが、労働条件が合わず、やすやすとはいきません。仕事をする上で、この労働条件をどうするか、工夫できるのかが大きなハードルになります。決して、子どもを犠牲にせず、妥当なやり方を見出すことも働くシングルマザーの生きる知恵ですよ。

労働条件の絶対的明示事項(使用者が労働者に対して明示することが絶対的に必要とされている事項)は以下の通りです。ちょっと難しいですが、参考にしてください。
  1. 労働契約の期間に関する事項(労働基準法施行規則第5条第1項第1号)
  2. 期間の定めのある労働契約を更新する場合の基準に関する事項(更新する場合があるものの締結の場合に限る)(同項第1号の2)
  3. 就業の場所及び従事すべき業務に関する事項(同項第1号の3)
  4. 始業及び終業の時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間、休日、休暇並びに労働者を2組以上に分けて就業させる場合における就業時転換に関する事項(同項第2号)
  5. 賃金の決定、計算及び支払の方法、賃金の締切り及び支払の時期並びに昇給に関する事項(同項第3号。ただし、退職手当や臨時に支払われる賃金を除く。)
  6. 退職に関する事項(同項第4号。なお、解雇の事由を含む。)
相対的明示事項(定めがある場合に限り、使用者が労働者に対して明示することが必要とされる事項)がある場合は別途確認してください。何でも、口約束とかでは済まないと理解してくださいね。焦って、働く前にこの労働条件をどうするか、あなたとして、決めておくことが必要ですね。働ける環境を自分で整えることが絶対に最重要課題です。冷静にあなたの可愛い子どもを見て、納得する線を引くことです。これについては、別に書いてみたいと思います。お待ちくださいね。

稼げる仕事を獲得して、まともな収入を得ることはとても難しいことなのです。実際には、結婚や出産でブランクがあったり、今のスキルが通用するかどうか自信がないという理由から最初はできるだけ簡単な責任の無い仕事を選びがちです。たとえば通勤が楽な内勤での軽作業とか、PCを使わない残業なしの事務職とか、ノルマのある営業職は絶対に無理とか、転勤はできないとか。しかし、考えてみれば、こんな簡単で楽な仕事であれば、賃金も低いし、学生アルバイトで十分です。正社員である必要はありません。ラッキーにも職にありついたとしても、いつ配属転換や契約終了されても不思議ではありません。別にあなたでなくても良いからです。
いまこの時代に、どんな企業のどこに人が足りていないかについて、調査し情報を捉えて、よく考えてみましょう。一家の大黒柱として、都市部で月20万円以上といった安定的な収入が必要なら、誰でもかまわない、サポート的な仕事やアルバイトで十分だったり、機械が取って代われる仕事では望むような収入の確保はまず無理ですね。

シングルマザーがやれる仕事と市場のニーズとのズレを知ろう!
生活費を稼げるシングルマザーになるには、今、市場で求められる職種であることが必須条件ですね。いくら頑張っても要らない仕事は要らないのです。シングルマザーだから、就職が難しいのではなく、やれる仕事がニーズとずれているのです。
お金も欲しいけど、やりやすそうな仕事をと思うと、多くは間接部門で、人事、総務など社内に対しての事務的なサービスを行う部門での仕事を希望しがちです。ここは利益が下がれば縮小される部門なので、いつでも雇用調整がきくよう非正規雇用を利用することも多いですね。派遣やパートになるので、不安定な仕事であるとの覚悟が要ります。
間接部門でのニーズの第一は経理の専門家です。どんな規模の会社でも必要な「経理職」は、決算や資金繰り計画、経営資料が作成出来るとか、経理ソフトが使えるコンピュータースキルがあると重宝され、正社員の道が開けますね。是非とも、簿記2級http://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/ぐらいの資格は持ちたいものですね。次いで、財務の勉強もして欲しいですね。
間接部門では何でも屋の総務職」も必要になります。その職務は、担当や部署にどの程度に細分化されているかは事業規模により大きく異なります。
部署が人事・経理・庶務等が細分化され、その上で総務職として位置づけられる場合です。この場合の総務とは、これらの部門の総括となります。
具体的な総務の職務には、以下の通りです。
 ・人事に関する部署を超えた調整。
 ・経理(会計)の財務に関する判断と経営に対する進言。
 ・庶務業務の適正判断と、事業にかかる大事の審議。
 どれも、経営に大きく関わることについて、大きく関与する立場ですので、軽く受け取ってはいけません。反面、部署が細分化されていない企業における総務では、一般に庶務としての意味合いが強いものもあります。
中小企業の多くは、総務の部署が細分化されていないのが実態です。中小企業の場合は経理係や雑用係、営業のサポート、社長の秘書や接客・接遇・受付も総務に関する業務として行うことがあります。総務になれば、仕事の選り好みはできません。専門業務は、外部の税理士・社労士・中小企業診断士等のコンサルタントが代行することもあるので、総務はその窓口になります。
それに対して、やっぱりほしい人材は直接部門で、会社のためにお金を稼いできてくれる「営業職」、「技術職」、「販売職」など。、ここなら成績次第で月20万円以上の月給獲得も可能になります。
「営業職」と言うと、今までは男の仕事で取引先への接待やゴルフがつき物のように思われていましたが、今は必要が無くなってきています。女性が通常の勤務時間でやれる環境が整ってきました。でも、何の専門知識もない、しゃべれるだけの「営業職」は要りません。その業界への先見性や業種の専門知識と会話のプロであることは最低必要条件ですよ。プロの営業であれば、契約条件はフルコミッションでOKくらいの気概が必要でしょう。何と言っても、成績第一ですから、プレッシャーも強いと考えてください。ハンターとなって、お金を稼ぐことに喜びを持てるようであれば、適性があります。営業は注文が取れないと収入はゼロです。今のネットの時代に古いタイプの押し込み営業不要論も実際に上っていますので、情報提供できる新しいタイプの営業を目指すことが重要です。。
「営業職」には、「個人営業」と「法人営業」に大きく分かれます。ターゲットが全く違うのです。「個人営業」では、BtoCで一般消費者対象、「法人営業」ではBtoBで企業や商店対象ですので、提供する情報もサービスや商品も異なります。いずれも、「新規開拓」と「ルートセールス(固定客対応)」に分かれます。地域は国内か海外かにも分かれます。特別な資格は必要ない場合が多いですが、心身共のタフさとコミュニケーション能力が必須です。
「個人営業」の代表は訪問販売やテレアポ、ネットで化粧品、美容、健康、介護、福祉、IT/通信、修理、清掃、テイクアウト、結婚、葬祭、証券、銀行、保険、自動車、住宅などがありますね。個人相手なので、怪しまれないことが大切ですね。実際には飛び込みは限界があり、ケースによってはアポイントや紹介が必要になります。「新規開拓」と「ルートセールス(固定客対応)」によっても、接客が変わりますので、マーケティングやライフスタイルのリサーチを常に怠らず、新鮮な情報提供とタイムリーなサービスが求められます。あなたの興味のある、消費者として情報を持っている業界や会社、ブランド、商品を選ぶと理解が早く、仕事にもとっつき易くなるでしょう。この「個人営業」は生活感を持った女性が多いのも特徴です。
「法人営業」はあらゆる業界・業種にまたがります。但し、BtoB(小売業)toC(消費者)の場合とBtoB(問屋・代理店)toB(小売業)の場合があります。あなたがピンとくる業界、知っている業種がおすすめです。幅広くアプローチするよりも絞り込んで、事前勉強をしておくことですね。競争相手は男性ですので、そのつもりでかかってくださいね。
「技術職」はエンジニア=スキルワーカーであることが、第一条件です。その仕事に必須の資格があることが特徴です。「技術職」は技術者や技能者と呼ばれ、製造業一般、サービス産業など製品やシステムなど、また農林水産分野など、モノやことでハードウエアとソフトウエアを生み出す、生産が伴うすべての産業に存在しています。日本は世界屈指のエンジニアの国です。国家資格、公的資格、民間資格、社内資格など、資格で証明される事が通常となっています。資格を持つことで仕事が出来るともされるので、資格を無視できません。やりたい仕事に必要な資格があれば、是非とも頑張って取得してください。仕事を続けるための手段ですね。
「販売職」は「接客サービス職」として、別途書いていきます。お楽しみに。

収入ランキングから稼げる仕事を選ぼう!
収入は仕事と大きく関係します。参考までに「アメリカでの女性の職種に見る収入ランキング」(2009年)は以下の通りです。
第1位:薬剤師:866万円
第2位:経営幹部:834万円
第3位:弁護士:785万円
第4位:コンピューターソフトエンジニア:703万円
第5位:コンピューターマネジャー:653万円
第6位:内科・外科医:640万円
第7位:経営アナリスト:593万円
第8位:人事マネジャー:591万円
第9位:医療言語聴覚士:585万円
第10位:システムアナリスト:563万円
これでも、第1位の薬剤師は男性に比較して、85%の収入とのことです。性差別かどうか理由は分かりませんが、アメリカ女性の仕事と収入にも問題は残っているようです。
ちょっと古いデータですが、「日本女性の職業別年収ランキング」:厚生労働省「平成15年賃金構造基本統計調査」をご覧ください。http://www.poor-papa.com/female.htm
ご覧頂くと分かることは歴然と「資格」と「スキル」が必要と言うことです。つまり、求める収入を得るには何が出来るかがわからない、何もできない、手ぶらでは絶対に無理なのです。いきなり、大学教授や医者にはなれませんが、可能性のあるものを見つけて自分の力量とも照らし合わせて検討すべきでしょう。
地域によるかもしれませんが、「●●工」と言うのも目立ちますね。これは、工場勤務と言うことです。「技術職」であるとも考えられます。労働条件から言っても、労働組合もあって、働きやすいと思いますね。外国人労働者も増えていますが、シングルマザーにとってもありがたいと思われます。働きながら、資格も取れる可能性もありますし、保育所や仲間の協力も得られるとの期待も持てるでしょう。経験が無くてもミスの無い、きっちりした仕事ができるのであれば、おすすめですね。

稼ぐために持っておきたい資格とコンピュータースキルとは!
シングルマザーであろうがなかろうが、企業が採用したいと思うのは、「何が出来るか」がはっきりしていることです。「資格」は企業が採用する際分かりやすい指標になります。代表的なものは格」「国家資格」です。以下を参考に自分に向いていると思われる資格取得をおすすめします。http://www.shikaku-king.com/kokka-minkan-kouteki/kokka-shikaku.html
持てる資格だけが採用の決定打になるとは言い切れませんが、大きな判断材料となります。 資格を持っているということは、ある程度スキルがあると判断される客観的な基準になります。大多数の中から採用選考する際は、資格の有無が大きく影響します。 また「資格の有無はこだわらない」と企業から言われていても、企業側の採用担当者が迷った場合は、最終的に資格の有無で判断されるのは事実です。
資格に加え、使える「コンピュータースキル」を持っているとどんな仕事にも安定性と将来性がでてくると言えます。特に女子学生の時の就活で口にしていた「一般事務職」は最も募集が無く、リストラされやすいので、就職は狭き門になっています。絶対に必要なのは、使えるコンピュータースキルです。
Officeソフトではエクセル、ワードとパワーポイントが実務レベルで使えることが望ましいですね。事務職に限らず、営業の補佐や物流管理などでも、エクセルであれば、表計算やグラフの作成、関数が使いこなせる程度、ワードであればビジネスレターやマニュアル制作、パワーポントであれば、営業や企画担当の企画書の清書や提案書の手直しができると重宝されます。特に今は正社員は応募に対して、採用が非常に少なくなっているので、他の人ができる事は最低限マスターしておかないと選考に残るのは難しいと考えてください。
企業はどこでも、即戦力を求めます。企業でのコストダウンが厳しく叫ばれるなか、入社後すぐに業務に順応できることが採用条件です。「ご本人はできると言っていたけれど、いざ仕事を任せると、パソコンのスキルが低く、業務が停滞してしまって困る・・・」と言われないようにしなくてはいけません。スキルアップとは、資格を取得することではなく、実務として使える力があるということです。資格はスキルを客観的に証明してくれるものです。おすすめの「コンピュータースキル」は以下の通りです。
・Excel(エクセル)
・Word(ワード)
・PowerPoint(パワーポイント)
コンピュータースキルの資格には「MOS=マイクロソフト オフィス スペシャリスト マスター(Microsoft Office Master)」があります。Microsoft Officeの同一のバージョンのなかで、所定の4科目に合格したすべての方に贈られる称号です。
必須科目になっている、以下の3つの資格と「Word Expert(ワードエキスパート)」「Excel Expert(エクセルエキスパート)」「Power Point(パワーポイント)」
選択科目の 「Access(アクセス)」「Outlook(アウトルック)」のいずれかを取得すればOffice製品の複数のアプリケーションを使いこなせる、総合的なスキルを証明するマイクロソフト オフィス マスターの認定証が発行されます。
履歴書に書けて、実際に使いこなせるとシングルマザーにとっては、強い味方になります。資格を取得しているということは企業にとって、安心材料になります。 せっかく資格取得を目指すのは、単に履歴書に書くためや証明、誰かに勧められたというのでは、実力に繋がりません。 資格対策だけに偏らず、仕事をする上で必要になる実力を身につけることを目標としてスキルアップに取り組んでください。就職がゴールでなはく、入ったその後が肝心。 実務で通用する資格とスキルを身に付けることが、生活費を稼ぐことに直結していくのです。

自力で生活費を稼ぐことにもっと真剣になろう!
7月3日日本テレビ連続ドラマ「Woman」を観ました。満島ひかりさん演じるシングルマザーの熱演に胸のつまる思いをしましたが、反面、その経済力の無さにはがっくりきました。ドラマは、「最愛の夫を不慮の事故で亡くしたシングルマザーが、貧困に苦しみ、時に自暴自棄になりながらも、愛する我が子(2人)のために強くたくましく生きていく姿を描く」と言うものですが、これが現状だとすると本当にシングルマザーはやり切れませんね。番組提供のCFに登場する若い女性の能天気さが対照的でした。シングルマザーになると、突然天国から地獄へと真っ逆さまに落ちると言うことを見せ付けられているようでした。劇中で、同僚の若いシングルマザーが【シングルマザーがこの貧乏から抜け出すには、風俗か、再婚しかないのね】とか言っていました。よく、リサーチされているのですが、これでは、解決にはなりませんね。風俗も再婚も選べない場合は、最悪の結果が待っているのでしょうか。
5月27日、大阪市北区天満のマンションの一室で、母子とみられる2人の遺体が見つかった事件が頭をよぎります。室内から「最後にもっとおいしいものを食べさせてあげられなくてごめんね」とのメモが発見されたことからも、シングルマザーの貧困状態が続いたのではと本当に悲しくなります。Womanのシングルマザーはガソリンスタンドのクルー~クリーニング工場の作業スタッフ~居酒屋のスタッフでの勤務でしたが、いずれも、アルバイトでした。低い時給、続かない仕事、仕事と仕事には何の関連性も無い事実。生活保護さえ受給されず、見知らぬ他人へ物乞いする有様。貧血やヒステリーを起こし、まさに負の連鎖が続いていました。本当に何のスキルもないシングルマザーがこの後、どう立ち直っていくのか、シナリオが楽しみですが、自力で生活費を稼げるよう、頑張ることを期待しています。
職場でこのWomanを話題にしていると、普段口をきかない男性の同僚が「僕の母もシングルマザーだったけど、働き者で経済力もあったよ。シングルマザーだったら、もっと、真剣に仕事を探すべきだよ!」と言い放って、席を立っていきました。驚きと納得の発言でした。
シングルマザーでも、20代~30代前半くらいだと、学生時代に就職活動で相当苦労をしていますから仕事探しのシビアさもよく知っていますね。
皆の意見によれば、OVER 40の女性は全体的に危機感が薄いのではとのことです。職種は何でも良くて、とにかく正社員として会社に所属さえすれば、安定的な収入が得られる、という安易なイメージだけを持っているのでは。そのくせ、顧客との接点が多い営業職を避けたり、責任の重い管理職になるのには抵抗があったり、新しいことを覚えたり、スキルを必要とする仕事は避ける傾向にあるというのです。無駄に歳だけ取って、卑怯になっているのでしょうか。これを処世術と言っているうちにあっさり、リストラされるかも知れませんね。
今まで、自分で稼いでこなかったからといって、鈍い金銭感覚やいい加減な家計把握力では自分の首を自分で絞めることになります。生活力をもっと鍛える必要があります。いくらスキルがないからって、安易に少ない貯金をはたいてパソコン教室に通うだけでは、解決しません。まずは養育費や色々な手当てをかき集めて、自分はあといくら稼げばいいかと現実的に詰めていけば、就くべき仕事が分かってきます。持つべき、資格やスキルは何かが見えてきます。
離婚はすごく大変なので、別れるまでの間にすべてのパワーを出し切ってしまいます。それだけに現実的な家計の数字まで、なかなか頭が回らないという人が多いようです。Womanのように死別でシングルマザーになることもあるし、安藤美姫選手のように未婚のままひとりで子どもを出産することもあります。シングルマザーになる道は様々ですが、そこからの厳しさは同じです。
生活費を稼げるシングルマザーになる!ことが何よりも一番着手すべきことだと思います。
「お金は全てではない。しかし、お金が無ければ全ても無い」のです。




シングルマザー ブログランキングへ

  にほんブログ村 子育てブログ シングルマザー育児へ
にほんブログ村

0 件のコメント :

コメントを投稿