2013年7月8日月曜日

シングルマザーの仕事「接客サービス業」がベスト!


シングルマザーが就職できる可能性が高い「接客サービス業」
最初の収入的には月20万円ギリギリになるかも知れませんが、今後も市場でのニーズが多く、シングルマザーが就職できる可能性が高いのは「販売職」=「接客サービス業」です。
「接客サービス業」と言っても、さまざまです。手っ取り早いのは水商売と言うか、風俗業のホステスですが、子育てしながらはきついでしょうし、子どもやママ友にも後ろめたく、段々つらくなるので臨時的な措置にしたいものですね。もっと、視野を広げて、長続きする仕事を考えていきましょうよ。
どんな仕事にも接客は必要ですが、特に対人での接客に向いていて、コミュニケーション(無駄なおしゃべりやガールズトークではありません)が得意な女性におすすめです。
コミュニケーション能力の優れた女性で人との関わりが苦にならない、人との触れあいで輪が広がる、人が喜ぶ顔が見たいという場合は対人での「接客サービス業」仕事をすると成功する確率が高まるのではないでしょうか。
シングルマザーで子供が小さいと保育所の送迎などがあり、時間的にも制限が掛かるので、パートや派遣スタッフになるのですが、この販売職ではパートや派遣スタッフとして働く女性が大半なので、周囲にも気を遣わずに済むでしょう。
私の実感からいくつかおすすめの「接客サービス業」を挙げてみましょう。

「ショップ販売員」からスタートしよう!
「ショップ販売員=ショップ店員=ショップスタッフ」と言えば、代表的なのが「アパレルショップ販売員=ファッションアドバイザー」ですね。女性ならファッションに少なからず興味があるので、入りやすい業界に思えますね。私もこのショップ販売員からスタートし、現在に至っています。
アパレルショップ販売員とは、アパレルショップに勤務してお客さまに洋服やその関連商品を販売する仕事です。
具体的には、お客さまの希望を聞いて、ピッタリのサイズ選びや組み合わせ方(コーディネート)といった、トータルファッションのアドバイスを行います。
専門的な商品の知識はもちろん、ファッション業界の流行(トレンド)や色彩・素材・スタイリングとトータルなコーディネートのスキルとセンスが必要な仕事です。ただ、ファッションが好きと言うだけでは勤まりません。お客さまに納得いただけるようにしっかり説明ができるように勉強することが必要ですね。


アパレルショップ販売員として働くにはアパレル関連のお店や企業に就職することでなれます。
具体的な資格は要りませんが、販売士やカラーコーディネーターなどの資格を取ることで、より高度な接客でのファッションアドバイスができるようになりますし、採用や昇給に有利になります。
ステキなギフトラッピングをしたいのであれば、商業ラッピング検定やラッピングコーディネーター資格取得も良いでしょう。
商品販促やディスプレーを学びたければPOP広告クリエーター技能審査試験を受験して資格を取得することをおすすめします。これらの資格を取得することで、履歴に箔がつくし、あなた自身も自信が持てるでしょう。
学生時代にファッション販売やマーチャンダイジング、販促などを勉強しなかった場合は業務に対してまるで素人ということなので、改めて専門の勉強をする必要がありますね。詳しくは後でご紹介します。

また、販売員の仕事は「立ち仕事」ですので、足腰に自信があればOKです。子育て同様、体力が勝負ですね。


「アパレルショップ販売員」の収入とは?

アパレルショップ販売員の収入=給与はアルバイト雇用と正社員雇用、派遣スタッフとで異なります。

アルバイトの場合、時給750~で1,000円以上は望めません。1日8時間で1ヶ月20日勤務しても、額面で120,000円~160,000円程度です。ここから、税金(所得税や市民税など)や社会保険料などが差し引かれるので、手取りはもっと少なくなります。旅費交通費は大抵、満額支払われますが、確認は必要でしょう。手取り金額をはっきり知りたければ、採用が決まった段階で会社の人事担当者にお願いして、算出してもらうのが一番正確です。
給与控除もありますので、知っておくべきでしょう。http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2012/a/01/1_04.htm
アルバイト雇用には賞与(ボーナス)はありませんし、責任ある役職には就けません。
フルタイムで働けない場合はアルバイト雇用になりますが、家庭環境の変化によって、フルタイムの正社員雇用に切り替えてもらえる場合もあります。
採用面接の時に、実情を人事担当者に話しておくことです。何も心配することはありません。
私は最初、アルバイトで契約し、家事と育児と仕事の両立ができそうになった段階で、半年後に申請し、正社員雇用にしてもらいました。
丁度、アルバイトの契約切り替えが3ヶ月単位だったので、そのタイミングでの申請なので何の問題もありませんでした。アルバイトは3回の契約更新と1年間の契約期間での解雇もありうるので、同じ会社でのアルバイト契約は望ましくありません。次の労働基準法の解説を読んで、理解しておきましょう。アルバイトは臨時雇用ですので、安定性には欠けるのです。http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/tokyo-roudoukyoku/seido/kijunhou/shikkari-master/pdf/part.pdf

正社員雇用の場合、会社の規模、勤続年数によっても異なりますが、年収200~400万円くらいが相場です。当然持っている資格や今までのキャリアによって、給与は変わってきます。月給か年棒かも確認しましょう。

月給の場合は業績評価で賞与(ボーナス)の額が変わってきます。賞与は大体、年2回夏(7月初旬~8月中旬の間)と冬(12月上旬~中旬の間)に支給されます。会社全体の業績が良いと会社の決算後に決算ボーナスが出ることがありますが、期待は出来ませんね。賞与はあくまで、臨時収入と考えて、当てにしてはいけません。自分のショップの業績が良くても、他のショップが大赤字とか、会社の別部門で負債を抱えたりすると、賞与どころか、給与の遅配も起こりえます。

年棒では、年1回の昇給時に評価されます。前年の業績いかんで決まるので、しっかり在籍しないと昇給対象にはなりません。年棒では賞与は基本的にありません。年間で支払われる給与を毎月分割して支払われると理解してください。

派遣スタッフの場合はアルバイト雇用よりいささか、収入が良いかもしれませんが、正社員雇用にはなれないと考えるべきでしょう。正社員をも望むのであれば、派遣スタッフは避けるべきでしょう。子供が就学した際に学校に親の仕事を届けることもありますので、アルバイトや派遣ではまずいかも知れませんし・・・

あなたの年齢も給与に大きく関係します。私のスタート時の33歳という年齢はブランドによっては、高すぎてはじかれるものもありました。
若いターゲットのブランドショップでは元々採用も無いので、よく研究して応募してくださいね。無駄な努力と残念な現実の狭間で落ち込んでも意味はありませんので。
新卒者に比較して、当然年齢が高いので会社からも期待されることを分かっておきましょう。子どもっぽい発言や行動は評価を下げるとも理解しておきましょう。
あなたの中身はズブの素人で新人でも、年齢だけで客観的にはそうは見えないのですよ。
おまけに子どもがいるとなると育児との両立は大丈夫かと心配される反面、しっかりしているとか、経験豊富とか思われがちです。
分かって仕事を始めてください。そして、周囲の期待に応えるべく、大人になってくださいね。

アパレルショップ販売員以外にもショップ販売員はできます。
百貨店や雑貨ショップ、靴ショップ、ジュエリーショップなど、さまざまです。
あなたが興味をもっている、商品を扱っているショップが良いでしょう。
但し、どこも採用基準があるので、よく調べて応募してみましょう。
客単価が低い、売り上げの低いショップでは、給与も低いことがあります。あなたの給与はショップの利益から出ると理解することです。


ショップ販売員が取得したい「資格」って?

プロを目指す、ショップ販売員のための代表的な資格は色々とあります。資格が絶対必要ではありませんが、キャリアアップして収入を増やしたいのであれば、取得をおすすめします。全て有料ですし、時間もかかるので、慎重に検討してくださいね。
・「販売士」http://www.kentei.ne.jp/retailsales/という、商工会議所の検定試験があります。取得しておくと、販売の基礎知識が得られてあらゆる小売業での販売に自信が持てるでしょう。どの販売業にも共通します。1~3級まであり、取得後5年ごとに更新します。
他にも取っておくと良い資格がありますので、ご紹介します。
・「商業ラッピング検定」では、(社)商業ラッピング協会の検定試験です。販売の現場で必要なギフトラッピングの知識と技術を習得できます。1~3級まであります。http://www.b-wrap.jp/
・「ラッピングコーディネーター」は、ラッピング協会が、ギフトラッピング(包装)の分野で優秀な人材を育成するために設けた資格です。ラッピングコーディネーターから上級の資格にステップアップしていくと、講師として教室を開講したり、ラッピングマイスター認定コーディネーターという最高峰の資格を取得することもできます。http://www.wrapping-assoc.com/
・「ラッピングディレクター」は、贈り物を演出するラッピング技術の指導者を育成する目的で設置された資格。ラッピングスクールNOKKO(運営:ノッコ・コーポレィション)とジャパン・ラッピングディレクターズ協会が認定しており、1級、2級、3級があります。
1級を取得すると、認定教室を開講することができます。小売店や一般の人を対象にしたラッピング講習の講師としても活躍できます。
規定の講習を修了することが必要。2級を受講するには3級を、1級を受講するには2級の講習を修了しなければなりません。http://www.nokko.co.jp/wrap/

・「POP広告クリエイター技能審査試験」は、公開経営指導協会の試験で、店頭や公共機関などのPOP広告を作り出すPOP広告ライターとして、社会的地位や経済的地位の向上を図る、厚生労働省認定の資格です。POP広告は、店頭や公共機関などで、消費者へ訴求して購買意欲を促進するためのものです。POP広告を、単に書けるという域から“創れる”ライターとして養成し、社会的、経済的地位の確立を目的としています。通信講座などで学び、自宅で勉強するのが一般的。http://www.jcinet.or.jp/license-exam/pop/

・「カラーコーディネーター」は、東京商工会議所の検定試験です。色の性質・特性など、色彩の知識を身につけることで、色の持つ効果をビジネスシーンに活かすことができます。 仕事に役立つ実践的な色彩の知識を学び、資格認定されます。1級~3級まであります。

・「色彩検定」は色彩検定協会の検定試験です。色彩検定協会では1990年からこの『色彩検定』を実施し、1994年にはその内容が生涯学習の一環として評価され、1995年度より文部科学省認定、2006年度からは同省後援の『技能検定』となりました。1級から3級まであり、資格認定されるとカラーコーディネーターと呼ばれます。http://www.aft.or.jp/index.htm

・「ジュエリーコーディネーター(JJA-JC)」は、日本ジュエリー協会の資格で、ジュエリーの専門知識をもって、お客さまの購買目的に合った商品選びのアドバイスができる力を認定されます。ジュエリーアドバイザーを目指すにはおすすめです。1~3級まであります。http://www.jja.ne.jp/coordinator/
・「DIYアドバイザー」は、日本DIY協会の資格です。住まいの補修、改善などDIYの普及を推進するスペシャリストを認定します。ホームセンターやハウジング勤務にはおすすめです。http://www.diy.or.jp/
・「シューフィッター」は、(社)足と靴と健康協議会消費者の資格です。消費者が満足するシューフィッティング技術を身に付け販売に役立てることを目的とします。初級・上級、幼児子ども専門コース、シニアコースがあります。靴の専門店に勤めたり、百貨店などの靴売り場で勤務する場合はおすすめです。http://www.fha.gr.jp/shoe/yoyaku.html
・「ファッションビジネス能力検定試験」は、(社)日本ファッションビジネス教育振興会の検定試験です。マーケティング、マーチャンダイジング、流通戦略、ファッションビジネスについての知識と能力を図る検定試験です。洋服や雑貨、ジュエリー、靴やバッグなどのビジネス、マネジメントにもおすすめです。1~3級まであります。http://www.fashion-edu.jp/bis/bis.html
・「ファッション販売能力検定試験」は、(社)日本ファッションビジネス教育振興会の検定試験です。ショップマネジメント、販売技術、販売知識についての検定試験です。洋服や雑貨、ジュエリー、靴やバッグなどの販売におすすめです。1~3級まであります。http://www.fashion-edu.jp/sh/sh.html
・「ファッション色彩能力検定試験」は、(社)日本ファッションビジネス教育振興会の検定試験です。色彩理論、色彩情報、色彩計画についての検定試験です。洋服や雑貨、ジュエリー、靴やバッグなどの販売~ビジネス、マネジメントにもおすすめです。1~3級まであります。1~3級まであります。http://www.fashion-edu.jp/cl/cl.html
・「衣料管理士【テキスタイルアドバイザー】」は、(社)日本衣料管理協会の資格です。繊維製品の素材や生産、流通、消費の分野の基礎知識を体系的に身につけたプロフェッショナルの認定をします。洋服や雑貨、ジュエリー、靴やバッグなどのビジネス、マネジメントにもおすすめです。1~3級まであります。http://www.jasta1.or.jp/approval-ta/approval-ta.html
まだまだ、色々な資格がありますので、良く調べて受検してください。いかがわしいものもありますので、気をつけてね。
会社での社内研修やデベロッパー主催の研修などもあり、勉強する機会はあります。但し、あなたが何も知らない状態で研修を受けても何を言われているのか分からないし、意味がありませんね。無知では何の仕事も勤まりませんよ。時間を惜しんで、「自己学習」する習慣をつけてください。忙しいと言うのは言い訳になります。勉強は誰のためでもなく、あなたとあなたの愛する子どものためと考えてくださいね。


ショップ販売員で終わらないで、キャリアアップして収入を増やそう!
子どもの成長に伴って、支出も増えます。同じ待遇で年齢を重ねるとリストラされる可能性も上ります。努力しないと年齢に逆比例して、収入は下がるのです。昇進・昇格できれば収入は比例して上ります。養わなくてはならない子どものためにもキャリアアップは必須ですよ。
ショップ販売員で終わってはいけません。プロ意識をもって、ショップ販売員からの昇進を目指しましょう。以下の職種が次なる目標です。会社によって、呼び名が変わるかも知れませんので、注意してください。
・「ショップ店長」はショップ販売員の当面の目標ですね。店長の仕事はショップにおける全てのマネジメント(運営・管理)を行うことです。 お客さまから見ればショップの責任者であり、販売員から見れば現場のリーダーです。
店長の仕事は大きく3つです。1つは販売員の教育と人事です。ショップには正社員やパート、アルバイト、派遣など様々な雇用形態の人が働いていますが、全ての販売員が能力を存分に発揮できるように指導しなくてはなりません。そのためには個々人の能力や性格、生活環境まで十分に把握する必要もでてきます。また、その販売員を随時採用するのも店長の大事な仕事です。
2つには商品管理です。お金に換えることができる大切な商品を全て、頭に叩き込んで、値引きやバーゲン商品にせず、正価で売り切ることが本来の販売行為です。アパレルだったら、コーディネートを工夫して、常に鮮度を保つ努力が必要です。雑貨では、シーズントピックスを捉えてのタイムリーなギフト提案も重要ですね。品揃えや売場作りのほか、シーズンごとに商品や売り方も変えていくのでターゲットのお客さまのライフスタイルやトレンドを把握し、しっかり対応することが必要です。そのためにも、ビジュアルプレゼンテーション(VP)でのディスプレイは欠かせません。ファストファッションのショップでは年間を通して、毎週のように店頭展開に変化をもたせていますね。退屈なショップになると客足は遠ざかりますよ。

3つには売上管理です。年間・月・週・日と細かく売り上げの目標を設定します。売上予算の設定は重要で、高すぎず低すぎない店舗に見合った目標を設定する必要があります前年実績やショップが出店しているテナントディベロッパーからの集客情報、季節変動指数など様々な材料をベースに数字を叩き出しましょう。漠然として、勘コツ経験だけでは外れますよ。科学的に客観的に店舗計数管理をしていくことが必要です。数字に弱い店長ではショップは売り上げも利益もあがりませんし、簡単に潰れますよ。専門的な勉強をしっかりすることです。
会社によっては、ショップ店長になる前に「サブ店長」とか「チーフ」とかをおいている場合もあります。店長候補として「店長代行」とか「店長代理」としている場合もあります。店長と呼ばず「マネジャー」と呼ぶこともあり、こういう場合は「サブマネジャー(サブマネ)」となりますね。残業手当がなくなり、代わりに役職手当がつく場合が多いですね。下手に残業すると販売員時代より、収入が減ることもあるので、ムリ・ムダ・ムラをなくして、業務の「効率化」を図ることが重要ですね。昇進すると言うことは「頭を使う」必要性が出てくると理解して、頑張り方を変えてください。

・「セールスマネジャー」は販売戦略の実践、全店の売り上げなどの計数分析と管理、ブランド別ショップのサポート、販売先開拓、セールス活動、デベロッパー交渉、営業管理、店長や販売員教育など幅広く行う仕事です。
セールスマネージャーは必ずしも店長の直属の上司ではありません。むしろ、販売のプロとして、店長を助ける立場にあります。会社の方針や計画に則り、店長をあるべき方向に指導します。店長達に指示した場合、セールスマネジャー自身に店長としての実績と販売力があると指導の効き目が高くなります。業績が上がるのかどうかはセールスマネージャーの腕次第にかかっていることも多いですね。
現在、私は店長経験からの評価を得て、セールスマネジャーとして頑張っています。営業本部勤務ですので、ショップのシフトからは外れていて、全て自己管理になります。一見、自由ではありますが、責任は重くなったので、自分の休暇でも携帯電話はいつも出られるようにしています。

・「バイヤー」は各ブランドやショップのコンセプト、顧客のターゲットに基づき、商品の買い付け、交渉などを行う仕事です。セレクトショップでは、バイヤーがキーマンです。アパレルのブランドショップでは、バイヤーは商品在庫管理のコントローラーであったり、商品企画のための素材や部品のバイイングをします。場合によれば店長自身が各ショップのバイヤーであったりします。
常にバイヤーはしっかりとしたビジョンを持って買い付けを行わなければなりません。買いすぎても少なすぎてもいけません。商品情報や市場動向の分析力と計画性、決断力が必要とされる仕事です。失敗をすると大損になりますから責任重大なポジションですね。この仕事もキャリアと知識、スキルが必要です。

・「マーチャンダイザー(MD)」一般的にアパレルメーカーや百貨店、量販店などに勤務し、商品開発から販売計画、予算管理など、トータルに商品計画を決定、管理する責任者のことです。アパレルメーカーのマーチャンダイザーでは、市場調査や売り上げ動向を分析し、それに基づいて新商品の開発計画を立て、商品開発後には流通の場で販売促進活動も行います。また、ケースによっては、商品を仕入れるバイヤーに近い仕事にかかわったり、広告の制作や商品フェアなどの企画、開催に携わることもあります。
市場では、このマーチャンダイザーが大変不足しています。大変重要な仕事ですが、なかなかやれる人材もいないのが現状です。多くの専門的な知識とスキルが要求されるの、マーチャンダイザーとして第一線で活躍するようになるまでには、そこそこの期間が必要です。国内や海外の生産地や仕入れ先へ出向いたり、ショップを回ったりと外出や出張も多い仕事です。しかし、その分、高額所得が期待できます。
流通の責任者なので、判断を誤れば大量の在庫を抱えるなどの大きな損失を負うことになります。そのため時代を先取りする鋭敏な感覚に加え、企画、販売、流通をトータルに把握し、推進する大局的な経営センスも求められます。MD計画~販売計画は、消費動向をはじめとするさまざまなマーケティングデータの分析結果に基づいて策定していきます。この分析して、計画し、タイムリーに判断していく能力も欠かせません。
流通業界では常に激しい競争が繰り広げられているため、短期間にいかに消費者のニーズにフィットした商品を開発するかが、企業存続のかぎを握っています。そのためにも、マーチャンダイザーは重要な存在であり、企業はその育成に力を入れています。
マーチャンダイザーになるには、アパレルメーカーでの販売促進部門、アパレル専門店、百貨店の商品開発部などに所属することが近道とされています。但し、特別なキャリアでもなければ、多くの場合、専門職で採用されることはなく、総合職などで一括採用され、販売員や商品管理係、仕入れ係、バイヤーなどとして現場の経験を積んでから、適性と実績によって配属されるのが一般的です。登用にあたって特に有利な知識はなく、マーケティングや商品・流通関係、経営学・商学など、関連は勉強しておくと必ず役に立つでしょう。
私自身はこのマーチャンダイザーを目指そうと考え出しています。決して、容易なことではありませんが、やるならば、到達したいと頑張るつもりです。シングルマザーとして、子どもの成長と自分の能力開発、業績向上を見比べつつ、後、数年を目標にしています。


やれる「接客サービス業=販売職」はまだまだある! 
アパレルや雑貨などの販売員だけでなく、「接客サービス業」はまだまだあります。いくつか、シングルマザーに向いていると思われるものを挙げてみます。私の知り合いのシングルマザー達もこんな仕事に従事して頑張っていますよ。しかし、『手に職をつける』ということは簡単なことではありません。本当に自分がこの職種をしたい!という強い気持ちがなければできませんよ。

●ビューティアドバイザー(美容部員)は化粧品売り場でのメイク方法や化粧品の販売を行う仕事です。平均年収は307万円と言われています。ショップ販売員同様にアルバイトと正社員雇用がありますので、状況に応じて応募しましょう。
ビューティーアドバイザーは、デパートや化粧品専門店、大型ショッピングストアなどで、お客様のお肌の健康状態や年齢にあったスキンケアやメイク方法を提案し、化粧品の販売を行います。
ビューティーアドバイザーのことを「美容部員」と呼びましたが、最近は「ビューティーコンサルタント」や「ビューティーカウンセラー」「コスメアドバイザー」など、各化粧品メーカーが自社の美容部員にふさわしい独自の呼称になっています。
ビューティーアドバイザーとして活躍するには、化粧品メーカーに就職するのが一般的です。ビューティーアドバイザーの仕事は自社商品のよさをよく理解したうえで、お客様におすすめすることが大切ですから、あなたが大好きな化粧品ブランドがあるのなら、その会社のビューティーアドバイザーを目指すのが良いでしょう。
また、最近では派遣スタッフを積極的に活用する化粧品メーカーも増えてきているため、様々な化粧品ブランドに触れてみたい人は、最初は派遣スタッフとして働くこともできます。
ビューティーアドバイザーになるために、特別必要な資格はありません。ただし現場に出ればお客さまから様々な質問やご要望を受けることになるため、自社ブランドの商品知識はもちろん、スキンケアやメイクアップといった美容に関する知識・技術もが必要になります。カラーコーディネーターや色彩検定はおすすめです。
お客さまのお肌の悩みを聞き、一番ぴったりの商品を提案するためには、接客マナーやコミュニケーションスキルも欠かせません。
そのため美容部員には商品知識やシーズントピックスに則った、タイムリーなセールストークや接客応対力が必要ですね。直接、お肌につけるものなので、トラブルの無いように細心の注意が必要ですね。

・「ブライダルコーディネーター=ウェディングプランナー」は結婚式までの準備や結婚式のプロデュース、挙式の裏方として結婚式をサポートする仕事です。新郎新婦の不安や相談、希望などを親身になって応対するのも重要な仕事です。結婚暦があると、ピンと来るかもしれませんね。
そのための資格もあります。持っていると就職に有利になりますね。全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)の認定資格です。http://www.bridalplanner.jp/index.php
それ以外になると、通学制の専門学校になるので、シングルマザーとしては時間的にも経済的にも無理でしょうね。経験することでキャリアアップもできますので、長く続けるつもりで頑張ることです。

・「ネイリスト=ネイルアーティスト」は爪の形を整えたり、カラーリング、付け爪、デコレーションなどを行う仕事です。最近はこのネイリストという仕事が女性の中で人気を集めているのは、自宅開業が可能だからです。生活費を稼ぐには固定客を掴まないといけませんので、先ずは就職することです。ネイルサロンなどによっては携帯電話のデコレーションなどもしてくれる店もありますよ。
全く、資格がなくてもネイリストにはなれます。しかし、しっかりお金を稼ぐのであれば、スキルや接客も習得すべきですね。
シングルマザーとしては、ネイリスト養成スクールに通うのは時間的にも経済的にもむりでしょうから、通信講座で勉強して、検定試験を受検することになりますね。http://www.nail.or.jp/kentei/index.html
ネイリストの本場はアメリカ・ロスアンジェルスと言われます。ニューヨークでもコンビニよりネイルサロンのほうが多いのです。シカゴ・アメリカズ・ビューティショーも見逃せないのです。http://www.jetro.go.jp/world/n_america/lifestyle/201204_03.htmlリサーチに渡米するくらいの気合も必要でしょう。
「東京ネイルエキスポ」http://nailevent.jp/nailexpo12/report.phpが日本ネイル協会主催で東京ビッグサイトにて毎年11月ごろに開催されています。勉強したいと思うのであれば、百聞は一見にしかずです。

・「調理師」は飲食店で調理をするため資格を取得しなければなりません。調理師の免許を取得しても活用されていない人も多いようですし、修行をしてから調理師免許を取得する人も多いようです。http://tyourishi.fallinstar.org/お料理好きなシングルマザーであれば、ぴったりの仕事でしょう。調理だけでなく、食材にも通じ衛生管理も心得ていると広く認められている調理師免許を取得すれば就職に有利です。有資格者に1万円前後の手当が付いたり、責任ある仕事を任されることもあり、その意味でも取得する価値の大きい資格です。http://www.htisw.net/cook/method.html

就職先は多種多様です。料理店、ホテルや旅館、病院、保育所、介護施設、企業や工場の食堂、給食センターなどがあります。
年収は平均約330万円台。女性は270~280万円台で低めですが、生活費には届くでしょう。続けて働いて、腕を上げれば昇給も夢ではありませんと。この調理師はどんな料理でも極めるとライフワークとなって、心強いスキルとなるでしょう。



・「パティシエ」お菓子やデザート作りをする仕事です。



2012年版クラレ・アンケート結果では新小学1年生の「将来就きたい職業」女の子は「パン・ケーキ屋・お菓子屋」で、14年間不動の人気です。パティシエになれば、子供からも大人気になるでしょう。



有名パティシエはレベルの高い海外で腕を磨いてから日本で成功する人が増えていますが、シングルマザーは無理があるでしょう。パティシエは修行が必要となりますが結果は必ず自分に成果となってかえってきます。
パティシエになるために必須となる資格はなく、学校に通わなければパティシエになれないということではありません。現在、専門店やレストランなどでも未経験者を採用している例も多く、パティシエになる技術を現場で覚えていくという方法もあります。
メリットは店舗で実践の中で仕事を覚えられるため、現場で必要な知識を早く身につけることができるという点です。長く勤めていることで、正社員になる道もあり、勤め先のお店がとても気に入ってくれた場合は頑張りがいがあります。
しかし、学校に通っていない分、そこの店舗で学んだことがベースとなるため、体系的な技術や知識を身につけにくいという面もあります。その分、仕事の時間以外に、自分なりに学ぶ時間をつくることが必要になってきます。
パティシエになることは可能ですが、実際現場に出てしまえば非常に厳しい実力主義の世界です。子どものためにも、必死に努力して、一人前のパティシエを目指しましょう。
パティシエとして働くために取得しなければいけない資格はありませんが、関連資格として通信教育で「製菓衛生師」と「菓子製造技能士」があります。http://www.brush-up.jp/crs/188/0/0.html取得しておくと一定の技術や知識を持っているという証明になり、就職や待遇面で有利になることがあります。
・「ナニー」保護者に代わって一時的に子どもを預かり、面倒を見る仕事です。
「13歳のハローワーク」での2013年度人気職業ランキングで4位に浮上したのがこの「ナニー」です。http://www.13hw.com/jobapps/ranking.html
聞きなれない職業ですが、今までの学生アルバイトのベビーシッターやお手伝いさんとは違います。単なる子どもの身の回りの世話にとどまらず、しつけや勉強、情操教育など乳幼児教育の専門家としてケアをできることです。保護者から直接依頼を受けるとか、ベビーシッター派遣会社を介して働くなどの方法があり、依頼主の自宅に訪問して働きます。時には住み込みで仕事をすることもあります。特別な資格は必要ありませんが、イギリスには伝統的なナニー養成校があり、ホームステイ実習や幼児への英語指導など英国式乳幼児保育を集中して学ぶます。このため、専門知識を学びたい人や、保育士などの資格を持っている人が将来的な独立を目指して留学するケースもでてきました。女性の社会進出や産後の職場復帰が増え、幼児教育への関心が高まっているなかで、今後はナニーの必要性もさらに増していくでしょう。
19世紀、イギリスのヴィクトリア朝の裕福な家庭で、乳幼児の育児係として、若い女性を雇っていました。当時、それをチャイルド・ナース、あるいはウェット・ナースと呼びました。「チャイルド」「ウェット(おしめやミルクなど濡れたものを指す)」は、一般的な看護師や乳母のナースと区別するためにつけられたものでした。このナースが、のちにナニーと呼ばれるようになったのです。

結婚、出産後も働き口の多いベビーシッターの需要は、女性の仕事の多様化、核家族化とともに増えてきました。子どもが熱を出したり、幼稚園の受験準備が必要だったりすると、高度な子育てを支援できる、より教育性の高いナニーのスキルが求められるようになっています。私も保育所に預けられない場合にこのナニー的なベビーシッターを活用し、とても助かりました。

ナニーの収入は、地域や勤務時間帯によっても異なりますが、時給1000円〜1600円程度で、ありがたい存在です。

幼少期の教育は、愛する子どもの将来に大きな影響を与えるため、依頼者=保護者の要求も高くなりがちで、責任も大きいのです。しかし、育てた子どもがスクスクと成長し、大きくなった姿を見れば、大切な時期をサポートしたナニーとして、大きな喜びを感じるものです。子育てを経験した、経験しているシングルマザーの仕事としてはもってこいではないでしょうか。

イギリスでは養成校(学校)に通うのが、ナニーへの最短距離とされ、世界でもトップレベルとして有名なのが、英国のノーランドカレッジがあります。http://www.norland.co.uk/
シングルマザーとしては、留学するわけもいかないでしょうが、大学で幼児教育や幼児心理学、栄養学を履修した場合はナニーの仕事に活かすこともできるので、メリットは大きいでしょう。 日本では株式会社ポピンズが、ナニーサービスを実施しています。http://www.poppins.co.jp/nanny/
イギリスのナニーをお手本に、教育ベビーシッターの養成コースを展開しています。http://www.poppins.co.jp/nursery/index.html
あなたが無類の子ども好きで、幼児教育に興味があれば、働くママからニーズの出てきたナニーを仕事にすることも検討すべきでしょう。

いかがでしょうか。
「接客サービス業」と言っても様々あることがおわかりいただけたでしょうか。
生活費を稼ぐことが第一ですが、あなたの能力を活かすことも重要なポイントです。
基本的には「転職」せず、できるだけ、同じ職場に腰を落ち着けて、地道に働くことです。
そのためにも、じっきり、どんな仕事をすべきか、愛する子どもを目の前にしてしっかり考えて
結論をだして、スキルアップしていくことです。

頑張れシングルマザー!


 


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