2013年6月27日木曜日

離婚を決心した時の相談相手ベスト3!!



厳しい離婚のハードルを自力で超えよう!

あなたの離婚への決意が揺るぎないものであれば、間違いなくシングルマザー一直線ですね。
どうしても超えなくてはならない離婚のためのハードルがあります。離婚を決意すること自体厳しい選択ですが、その次に実行しなければならない離婚成立のための道のりも予想以上に険しいもの。

「結婚は勢いでできるが、離婚には体力が必要」と言われます。離婚するとなると周囲もこれほどの不幸は無いように過敏に振舞うし、当の本人もひどく落ち込みがちになります。平穏無事に過ごしてきた人ほどショックは大きく、人生最大のスキャンダルのようにも思いがちでひたすら隠したり、秘密にしたがるもの。離婚した女性は、過去には傷物といわれ、出戻りと呼ばれて、疎外され差別されてきた悲しい歴史があります。最近ではバツイチと言われて、つらいイメージは払拭されましたが、子持ちのシングルマザーの下手な離婚は子育てと生活への負担が大きくのしかかり、経済的に苦しい状況に陥ることが多々あります。

作家の佐藤優氏の「結婚は相互信頼を前提とするものであるが、離婚は相互不信を前提とするため」という分析からも、離婚は幸せとは程遠いもので、失うものが多く、何も得るものはないように思われがち。
ここでは離婚に対してポジティブに考え、プラス要因を見つけ出し、前向きに対処し、体力をつけて、厳しい離婚のハードルを自力でしっかり超えていけるように考えます。


つらい離婚の相談をする相手は?

離婚に直面したとき、あなたひとりで悩みを抱えるのはつらいことです。でも、いざ相談するとなると離婚は人生の一大事だけに「誰に打ち明けたらいいのかしら……」と迷ってしまうもの。

あなた一人でもがき苦しみ続けてはいけません。あなたの本当の幸せを願ってくれる人は誰か?人生の知識や社会的な経験を通して、的確にアドバイスしてくれる人は誰か?その相手を見つけて相談するのが一番! 自分の人生を「離婚」により、絶対「やり直す」と決意したら、まずは信頼できる相手にすべて打ち明けて心の整理をすることをお勧め!

「離婚したい!」と思ったときに、はじめに相談する相手は「親・兄弟姉妹」や「友達」でしょうね。身近にいてなんでも話せる肉親や友達は価値観も似ていて、あなたの考えに賛成してくれやすいからです。きっと、苦しみ疲れ果ててしまったあなたの心を癒やし、支えになってくれるでしょう。

相談相手が親の場合、自身の人生経験と娘であるあなたや孫への愛情もあり、親身な意見も参考にできますし、何と言っても今後のあなたの経済的支えとして絶大な支援者になる可能性もあります。兄弟姉妹も同様です。また、お互いが困ったときに、なんでも話せる信頼関係にある友達は、同じ目線で心の支えになってくれるでしょう。肉親や友達は、あなたの話を真剣に聞いてくれる大切な存在です。遠慮せずに相談してください。

ただ、どうしても身内や親友はあなたの圧倒的味方であるからこそ、夫を悪者扱いし、感情的になってしまう傾向がでてきます。過去に、今の夫との結婚に反対していたりするとちょっとややこしくなりますね。「それみろ!だから、あんな男との結婚はやめろと言ったはず!」という感情が先行して、あなたへの風当たりも強くなったりしませんか?また、ひょっとして、今後あなたが再婚するとなると、意外にも反対するかもしれませんね。

今、考えるべきは「どうすれば、あなたやあなたの子どもがこれから幸せになれるのか」ということです。このことを客観的かつ冷静にアドバイスしてもらうには、あなたとの良い距離感を保てて、あなたが信頼でき尊敬する人のほうがベストかも知れません。例えば、学校の恩師や会社の上司、仕事やクラブの先輩などもその候補です。


安心と信頼の専門家=つらい離婚の相談相手ベスト3!

もっと、客観的かつ冷静に、そして専門的にアドバイスしてもらうには、「安心と信頼できる専門家」がおすすめです。以下に、列挙しますので、具体的に問い合わせてくださいね。相談を始めることで、離婚の情報も入手でき、かなり勉強になりますし、自己学習をするつもりで相談しましょう。何も知らない状態で被害者意識だけ強くなって、ひとり不幸のど真ん中にいても、何も解決しませんよ。

1.地方自治体や女性センター:無料
都道府県や市区町村の役所の窓口や行政が設立している女性センターでの離婚の無料法律相談を先ずは利用しましょう。離婚問題の慰謝料や年金分割相談などにつき、電話で予約できます。担当の弁護士による面談のほか、電話での相談に応じているところもあるが、だらだらと相談に乗ってはもらえないので、事前に相談内容を箇条書きにするなど、事前準備が望ましいですね。20分程度で相談するつもりで行きましょう。その弁護士が気に入れば、直接その弁護士事務所に連絡し、別途時間をもうけて、しっかり相談に乗ってもらいましょう。但し、そのときは有料になりますから。

2.法テラス(日本司法支援センター):無料
全国どこでも、離婚問題を解決するための法律相談ができるのが「法テラス」です。離婚は「夫婦・男女トラブル」http://www.houterasu.or.jp/service/fuufu_danjo_trouble/index.htmlとして無料で法律相談に乗ってくれます。電話・メール・面談の方法がありますので、ぜひ利用してください。法テラスは2004年6月2日に「総合法律支援法」が成立・公布されたのを受けて、2006年4月10日に国によって設立されました。弁護士や司法書士の紹介をしてもらえるだけでなく、条件を満たすと、弁護士や司法書士費用、裁判費用を立て替えてもらえることもあります。
離婚問題だけでなく、法的な夫婦や男女のトラブル全般から、借金、消費者被害、労働、相続、遺言、保険・年金・社会保障、事故・損害賠償、法的手続に至るまで相談に乗ってくれます。紹介された弁護士や司法書士も気に入るまで選べます。当然、個別な弁護士や司法書士への費用は有料になります。

3民間の離婚相談所:有料
離婚専門の弁護士や司法書士・行政書士、探偵や心理カウンセラー、離婚アドバイザーやコンサルタントなど、自称他称のその道のプロが離婚は儲かると言われるのか、この市場にどっと群がってきています。もちろん、離婚についてのアドバイスはしてくれますが、かなり、当たりはずれがありますね。
基本的な料金設定は1時間単位とし、5000円~となっていいますが、金額は各機関やケースによって異なります。請求されてから、ビックリでは遅いので、最初に価格の確認を怠らないようにしましょう。2008年に日本弁護士連合会が実施したアンケート結果「市民のための弁護士報酬の目安」http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/attorneys_fee/data/meyasu.pdfを参考に(P7、P19)してください。法律相談レベルと調停や訴訟になったときの費用は変わりますので、しっかり費用の確認をしてから臨むことです。何と言っても弁護士費用が一番高いと思って、それ以外の専門家の費用を確認することです。つまり、弁護士より高いのはおかしいのです。地方自治体や女性センター、法テラスなどで紹介された弁護士の相談費用も同じですよ。
民間の離婚相談所を探すのは、ネット検索が情報も多く、手っ取り早いのでおすすめです。HPでやたらと、「無料相談」とPRしている場合や一見公的機関風に見せている場合も多いので、よく読んで慎重に選びましょう。予約して、面談から電話やメールでの個別対応といろいろです。実際に相談する際に、驚くほど、個人情報に当たる書類の提出を要求してきたり、どう見ても専門家でもなんでもない事務員が偉そうに対応してきたりして、もの凄く感じが悪いと即刻、やめることですね。TVで有名とか、売名行為に忙しいとか、「頼れる弁護士」などの宣伝文句に惑わされてはいけません。誠実な真面目な専門家を自分の目で確かめて見つけることです。離婚の問題の複雑さや難易度によっても時間がかかるので、解決までの時間と費用のめどを見積もったり、相談先を一箇所ににせず、各機関をしっかり比較して選ぶことが重要です。


完全な離婚ための事前勉強をしよう!

相談するも良しですが、何事も自分でやる事前準備が必勝の鍵になります。何でもかんでも弁護士や司法書士に丸投げしてはいけません。離婚するのは弁護士の先生方ではなく、あなた自身ですから。自分のことは必ず、自分でやることが基本です。やはり、自力で自立することがポイントですね。「離婚成立への工程」について、全体の流れから細かいすみずみまで把握しておきましょう。あなたにしかできないこと、あなた自身が絶対にやるべきことと専門家の弁護士の先生に依頼することを明確に区別して把握しておくとスムースに進めることができます。

この「離婚を成功させるために」はあなたしかできない事前勉強をしましょう。離婚に必要な提出書類や確認書類を収集して、目を通したり、文章化しておくことで改めて離婚して、シングルマザーになることの意義や必要性も自己認知できます。
東京都から提供されている「ひとり親家庭サポートガイド」も役に立ちますので、ご利用ください。http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/hitorioya_shien/seikatsu/supportguide.files/support2.pdf
考えに考え抜いて、絶対に成功する完全な離婚をイメージできれば、後は行動あるのみです。







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