2014年11月27日木曜日

自分らしく生きるためにシングルマザーになった!自分が主役の人生を!!

人もうらやむリッチ専業主婦が元クラスメート~


久しぶりに出会った元クラスメートの話です。
彼女は私と同じ中高大一貫の女子校を卒業して、親御さんや本人の希望通り、
3高のエリート銀行マンとお見合いして、さっさとゴールインし、
3人の子どもを持つ人もうらやむリッチ専業主婦。


彼女の夫は確か、5歳年上の45歳。
東大経済学部卒のバリバリのエリートと聞いています。


つまらない男とつい恋愛なんぞをして、浮気されて離婚して、
シングルマザーで四苦八苦している私だけに、
「いいなぁ!リッチで楽々暮らしてて・・・」と本音が口をついてしまいました。


「まぁね~」と余裕の笑みを浮かべる彼女。


子どもの頃は一緒に楽しく遊んだり、勉強?したりしていたのにどこでどう間違ったのか・・・
と、ため息交じりの私でした。



趣味もハイソにボタニカルアートだって!


「ねぇ、一緒に絵画部だったけど、まだ、絵を描いたりしてるの?」と彼女に聞くと、
「勿論よ。学生時代は油絵だったけど、今はボタニカルアートをやってるのよ。」との事。


「何それ?」と聞くと、
「私、小さい頃から植物が好きだったので、水彩画で植物をありのままの姿で植物学的な見地から誇張せずに正確に細密に描くアートなのよ。17世紀~19世紀のヨーロッパで図鑑に載せるために始まったらしいの。とっても、楽しいのよ♪」と説明されました。


翌週にその作品を見せてくれるとのことなので、ランチタイムに会社を抜け出して、成城の彼女の邸宅に伺うことになりました。


10年近くやっているとのことで、自信作を50点ほど見せてもらいました。


「才能あるね!スゴイじゃないの!!」と、お世辞抜きで絶賛すると、


「これ、家の中だけじゃもったいないわね。この絵をどこかに飾ったりしてるの?」と聞くと、
「ありがとう~貴女に褒められると本当に嬉しいわ。」と涙ぐみそうになったので、ビックリしました。


意外に細々とした作品の発表に、ネットでの公表を提案すると・・・


「お知り合いの紹介で2ヶ所の老人ホームに無償でお貸ししているのよ。
かれこれ7年近くなるのよ。今は大半を私の実家の納戸に置かせてもらっているのよ。
でも毎回新しく作品を作っているので、増える一方だけどね・・・
年2階の展覧会にも出品はしているのよ。
ホームのお年寄りは、特養ですから入居者はあまりに高齢で関心がないけれど、ディサービスのお年寄りは見て下さるわね。
何より嬉しいのは、スタッフの若い方が、飾りに行くと寄ってきて興味深く見て下さるわね。
毎回、今度はどんな作品か楽しみにされているようで…。
スタッフさんのお仕事は大変なので、その方達に喜んでもらえるので私も嬉しいのよ。」と
意外に細々とした作品の発表実績。


そこで、
「こんなに頑張ってるんだから、この際、出版するとか、ネットに掲載して、ギャラリーを作るといいんじゃない!
もっと、多くの方に見てもらえるわよ!」と提案すると、
「ええっ、そんなこと出来ないわ~」と困った顔で言うので、
「貴女のブログか、Facebookを始めればいいよね!」と言うと、
彼女はますます顔色を変えて、
「そんなことを私が勝手にして、何かの拍子で主人につながってはいけないのよ!
なるべく目立たないようにしていたいと思ってるのよ!!
もしも、ネットが炎上でもしたら、私は離婚になるわ!!」とキッパリ拒否されました。


まさかの展開であっけに取られた私はそそくさと立派なご邸宅を後にしました。


「また、いらしてね~」と言って、
私の娘へのお土産に貴重な作品をお土産に頂きましたが・・・


自分が主役の人生!


「自分らしく生きていきたい」
「自分の人生を自分の手で切り開いていきたい」


そんなかっこ良い強い意志でシングルマザーになったわけではありませんでした。
でも、結果的に私は自分の人生を自分の手に取り戻せたのです。


自分の意志で離婚するとこれまでとは違う生き方をせざるを得ません。
何事も自分で判断を下し、自分の責任において行動することが当然になるのです。
次第に新しい自分に生まれ変わっていくという感覚が芽生えてきます。
ドキドキしながら、1歩1歩自分で手ごたえを感じながら進んでいくのです。
そして、確実に自分のすることに自信が持てるようになりました。
それが、自分の生き方への自信となると思います!


自分の生き方に自信を持って生きていくことは、素敵なことではないでしょうか!


「自分らしく生きていく」というのは、「自分が主役の人生を生きていくこと」


あのクラスメートだった専業主婦の彼女には自分の人生を生きることは許されていないと思われます。
彼女自身、夫に迷惑をかけないように配慮する、夫唱婦随の妻であろうとしているのでしょう。
立派な夫との結婚は専業主婦の妻自身、自分の人生を夫に頼り、夫任せにすることなのでしょうか?


彼女の生き方にとやかく言う気はありません。
でも、今の私はシングルマザーになって、本当に本当に良かったと思っています。


これから、ますます自分らしく生きていきましょう!!
自分が主役の人生!!


がんばれシングルマザー!


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