素晴らしい先輩シングルマザー!
今の私は1人のシングルマザーとして、先ずは女性であることを誇りに思い、自分の特性を活かして働きながら生き抜いていきたいと切望しています!
ふと、私なんぞはまだまだ駆け出しですが、身近に素晴らしい先輩シングルマザーがいることに気付き、是非ともアドバイスして欲しいと思い、お茶に誘ったときのことです。
その女性は、叔母の八重子(やえこ)です!
八重子おばさんは父の3歳年下の妹で、今年で68歳になります。
私の実の母とまったく同い年ですが、その生き方はまるで180度ま逆と言えるでしょう。
私が小さい時、父からは「本当に仕方の無い妹」と言われていたと記憶します。
出戻りシングルマザーの独立!
八重子おばさんがシングルマザーになったのは、夫が自動車事故で死別したためです。
息子1人と娘が2人いるのですが、婚家の舅姑から長男の嫁だったため、実家に戻る際、1人息子を跡継ぎとして置いていくように懇願されたとかで、娘2人を連れて帰ってきたとのことでした。
八重子おばさんはこうして出戻りのシングルマザーになったのです。
1978年当時八重子おばさんはまだ31歳の若さだったので、当然のように再婚を勧められたようですが、子連れのため難しいと本人が判断したようです。
出戻り1年後に嫁いだ際の持参金の残りとわずかな預金を持って、祖父や祖母の反対を押し切って独立したとのことでした。
日本の高度成長期の後の安定成長期、第2次石油ショックと続く時代に八重子おばさんは世間の荒波に1人で漕ぎ出したのでした。
「どっちにしても、厳しい環境だから、あまり深く考えもしなかったのよ(笑)」と
振り返って一笑する八重子おばさんは本当に強い女性だと感心させられました。
若くてオシャレな私のロールモデル!
私がシングルマザーになってからと言うもの、八重子おばさんを数少ない味方だと思ってきました。
その上に、はっきり言って同い年の私の母と比べて、八重子おばさんは驚くほど若くて今風にオシャレなのです!
「いつも、お若くてステキですよね!」と私が言うと、
「あら、ありがとう。
仕事のお陰かしら!」とのお返事でした。
八重子おばさんが証券会社で働き始めてから現在まで36年、今もバリバリの現役です!
最初はいわゆる証券レディという契約社員だったようです。
その証券会社が倒産したのを機に顧客の自己資産運用の投資家に転身して、個人事業を始めて今に至っています。
その歳(失礼します)でパソコンやスマホを駆使しての頑張りで、2人の娘も立派に大学を卒業させ、婚家に残してきた息子の学費も支援し、子ども達はそれぞれ独立させて、まさにゴッドマザーぶりを発揮しています。
「本当に仕方の無い妹」は周囲の同情や批判をものともせず、颯爽とご自分の人生を歩んでこられたのです。
「こんなに長く仕事をするとは想像していなかったのよ(笑)」と言いつつ、
とてもたくましく生き抜いてきた八重子おばさんは私のロールモデルそのものです!
育児と家庭を必死で切り抜けて生き抜く人生!
「育児と家庭の両立とか考える暇もなかったわ!
仕事もそのために必要な勉強も必死でやってきたけど、面白かったし、ボケずに済んでいるのよ。」(笑)」
「プライベートと仕事の境界線も持てず、働くことが当たり前になっていたから、仕事を辞めるなんて1度も考えなかったのよ~
だって、仕事を辞めるとお金がなくなるから干上がって子ども達と一緒に心中しないといけないでしょ(笑)
実家には何の援助もお願いできないから、頼るつもりもなかったので、何でも自分で考えて考え抜いて生き抜いてきたのよ!」
さすが、八重子おばさんの自信はこんなところにあるんだと、自分の甘さを思い知らされました。
一番欲しいのは時間!!
「今も昔も一番欲しいのは時間ね!!
プロの仕事をしないと経済力が付かないから、とにかく時間との戦いだったわ!
無駄な時間を使わないように、つまらないおしゃべりで時間を浪費しないようにしていたし、営業中に喉が渇いても喫茶店に入らず自販機のドリンクで済ませたのよ~
最優先にしてきたのは、2つ!
一つは子ども達の話を聞くこと。もちろん、ハグを忘れずに、ね(笑)
もう一つはお客様からのニーズを把握することよ!
そのための基本の勉強して、常にトレンドと心理を掴むことね!!」
凄い!
頭の下がる思いでした!!
自分の時間を大切にして青春真っ只中!?
「でも、子育ても卒業したので、いまは自分の時間を大切にしてるのよ♪
したいことがいっぱいで、改めて青春してるのよ♪♪」
ふと、見ると八重子おばさんのスカートは私より短いのです。
おまけに、ステキなピンヒールです~
髪もフワフワ、ジェルネイルに、リップも潤ってるし、身体中から良い匂いがしてくるではありませんかwww
カフェでのひとときが終えて、
「今から、美術館に私の好きな印象派の絵がきてるので、観に行くのよ・・・」と言って、そそくさと席を立ったその先にはカッコイイボーイフレンドがお迎えに来ていて、
「彼、また紹介するわ、ね!」と言い残して風と共に行ってしまいましたよ!
クソッ!!
負けていられませんねmmm
がんばれ シングルマザー!
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