2014年10月3日金曜日

生活費を稼げるシングルマザーになる秘訣!その2

「生活費」の重要性を痛感したら、知っておくべき基礎知識を得るべき!


シングルマザーになって、はじめて「生活費」の重要性を痛感したひとも多いはず。
でも、その生きていくための「生活費」ってどのくらい必要か、あまり分かってなかったりするもの。
これでは、いけません。
改めて、日本で生活していくうえでどのくらい必要なのか?自分は遣いすぎていないか?こんなに少なすぎてやっていけるのか?などなど判断材料になる基礎知識をさっさと身につけて見直してみましょう。





家計調査で見る生活費って?


生活費って何を指すのか?支出の内訳ってどのくらいかを知っておくことです。
総務省「家計調査」のデータによると、平成24年の勤労者世帯のうち2人以上の世帯(平均世帯人員3.42人、世帯主の平均年齢47.8歳)の消費支出は1ヵ月平均313,874円とか。ちょっと驚くほど高いね!これは、前年に比べ増加しています。支出の内訳をみると「食費」が22.1%、69,366円で約7万円と最も高く、次いで「その他(諸雑費、交際費、仕送りなど)」が21.3%、66,855円「交通・通信費」が16.0%、50,219円となっています。後の127,000円あまりはその他経費になりますね。




現実的なシングルマザー世帯の生活費の内訳は?


私のお友達のシングルマザー(子ども2人)同士の1ヶ月平均の生活費情報をすり合わせると・・・


食費 50,000
外食 15,000
日用品 5,000
洋服代 10,000
医療費 5,000
ガソリン 5,000
灯油代 5,000
交際費(食事) 6,000
交際費(ギフト) 2,000
書籍・雑誌代 1,500
雑費(クリーニングや切手代) 3,500
家賃(ローン) 80,000
ガス 6,000
電気 7,000
水道(2ヶ月で) 2,000
NHKやケーブルTV(2ヶ月で) 4,500
携帯 8,000
インターネット 5,000
電話6,000
子どもお稽古・塾 20,000
こづかい 20,000
生命保険・年金 10,000
________________________________
計276,500円


結構、節約していてもこれくらいはかかってしまうと言うのがシングルマザー達の言い分です。夫の収入が無い分、厳しさもひとしおです。




生活に必要な手取り給与って、いくら?


上記の総務省「家計調査」のデータに則って、手取り支給額を320,000円としてシングルマザー世帯、扶養家族の子ども2人、年齢は私と同じ38歳とすると、基本給369,372円は必要になる計算です。
差し引かれるのは健康保険料14,760円、厚生年金保険料26,356円、雇用保険料2,216円、所得税6,040円です。但し、住民税は市町村にバラつきがあるのでここでは差し引いていませんので、住民税が加わると支給額は減ります。通勤手当は別途です。


年収から考えると、賞与(ボーナス)を加えて、12ヶ月で割って1ヶ月の給与計算をします。
世間相場で考えて、最も固いところで夏の賞与は月額給与の1.5ヶ月、冬の賞与で2ヶ月としましょう。上記の369,372円に賞与は含まれるので、年収4,432,464円、月給は額面で285,965円ですね。


シングルマザーで月給を額面で285,965円も取れれば、立派なものです。
でも、上記の私達の現状とすり合わせるとギリギリだと言うことが分かってくるでしょう。


必ずしも、賞与が出る保証は無いので、そうなると現実はもっと厳しくなります。
契約社員や派遣社員では、賞与は無いと考えておくことです。
パートも同様でこの369,372円の給与を取るとなると時給@1,000計算で1ヶ月370時間、1週92.5時間、週休1日で15.4時間労働になりますね。どう考えても死に物狂いで働いてもパートでは時間的にも肉体的にも無理で、将来的にも可能性はありませんね。
やはり、正社員で、専門職のキャリアで頑張っていくことがなんとしても必要になります。




生活費が稼げなければ離婚はムリ!


シングルマザーになってから、初めて働き出したところで必死で身を粉にして働いてもまともに生活費を稼ぐことは出来ない、収入が追いつかないことに気付かされます。
憧れの結婚生活が破綻して、不幸な毎日を過ごしていても絶対に離婚できない女性が多いのは、殆どが経済的な理由からです。
でも、つらい結婚生活を続けていくことは女性本人にとっても、子ども達にとっても人生のマイナスにしかなりません。
このまま我慢して結婚生活を続けていくかどうか検討している間に確実に歳を取ってしまい、どうにもならなくなって離婚を諦めるケースが多いように思えます。


学生時代から、世の中に通用する何らかのスキルや資格を持っていると問題ないですが、そうで無い場合でも、とにかく、気付いたときに躊躇せず、「自分の社会的価値作り」をすることがベストです。


シングルマザーになるのは、離婚だけではありません。
夫の病気や事故での突然死もあります。
夫の失業もあります。
こんな時代にあっては常に夫に頼らなくても生きていけるようにする準備が不可欠なのです。




ボランティアや福祉関係、水商売で生活費は稼げない


収入はその人が社会で必要とされるかどうか、その価値に求める対価が支払われるかどうかによって決まります。


残念ですが、ボランティアや福祉関係の職種ではゼッタイに食ってはいけません。
報酬が低すぎますし、これからも期待できません。
行政の仕事か、お金があるか、暇つぶしでやれる人に任せてください。


お金を稼ぐことに注力することです。
だからと言って、楽にお金が稼げるからといって「水商売」はオススメできません。
実際には「水商売」は決して楽では無いと思うからです。
運に左右されやすいことや一時的な利益は得られても長続きしないものを「水物」と言います。
仕事も同様で、「水商売」とはお客の人気に左右されて収益が不確実な水物の商売を言います。
クラブ、キャバレー、バーなどの風俗業でホステスやキャバ嬢として働く場合は身元調査もなく、学歴も資格も不要ですが、高い報酬を得るには絶対に難しい人間関係や夜間勤務が求められるでしょう。これが、シングルマザーとしては子どもに良い環境とはいえないのです。やはり、夜は子どもと一緒に過ごしたいものですね。
たとえ、水商売で生活費は稼げても育児に悪い影響が出てしまっては、せっかくの犠牲的精神も水の泡になってしまうからです。




生活費を稼ぐために自分の「適性」を見つける!


出来れば、離婚前に生活費を稼ぐための準備に取り掛かりたいものです。
離婚前にできなかったら、即効取り掛かってください。


自分の「適性」を見つけましょう!!
客観的に自分をしっかり見つめることから始めてください。
でも、自分に無いものねだりをしないこと!
出来そうも無いことを考えないこと!
下手に妄想しないこと!
だからと言って、自分を過小評価してはいけません。


自分の「適性」を見つけるには自分の深層心理に問いかけることが良いでしょう。
例えば、自我の目覚めをする9歳~10代の頃を思い出してください。
親や先生から強要されたのではなく、自ら好きで始めたり、やっていたことはありませんか?
あの頃の自分の性格や素質は変わっていないはずです。
大した努力をしなくても自分なりにスイスイできたことはありませんか?
それが「適性」と言われるものです。


慎重で細かいことが好き。
キレイ好きで神経質。
新しいものが好きで、変化を好む。
こだわりが強く、粘り強い。
社交的で開放的。
情緒的で優しい。
挑戦的で目標を目指す。
自己成長・向上し、意欲的。
自分の意思で物事に取り組もうとする。
直感的。
論理的。
活動的。
安定志向。


さぁ、どれが自分に当てはまりますか?
冷静に自己分析してくださいね。
信頼できるお友達やお子さんにも「私って、どう見える?」と聞くのも良いですね。
自分への思い込みも結構あるので・・・




「適性」がピタリとはまる「仕事=職種」を見つけること!


反対にこれはイヤだったことはいくら切羽詰まっててもこの際やめておくことです。
絶対、長続きしないことになるからです!
自分を知ってキャリア志向になって、腰を据えて、ライフワークとして専門性を追求していくことで初めて能力開発して、「自分の社会的価値作り」ができ、まともな報酬も得られるというものです。


その「適性」がピタリとはまる「仕事=職種」が見つかると自分がイキイキと頑張れるのがきっと分かるはずです。
「仕事は楽しく!!」が基本ですから・・・




事前の「職種研究」が大切!


仕事を始めてから、こんなはずじゃなかったと気付いて、転職を繰り返してはいけません。
そのためにも、事前に興味がある「職種」についての研究をしましょう。
今では、聞いたことのない「職種」も沢山あるので、既成概念を取っ払っておくことです。
他人にできて自分に出来ないものは無い、年齢も性別も関係ない時代です。


例えば、その仕事をしている人にインタビューしてみる。
職場見学をさせてもらう。
その職種に関する情報を入手して理解を深める。
アルバイト的に働いてみる。


その会社の風土も大切なので、雰囲気を実際に味わってみるようにしましょう。
何でも、自分で確かめることが一番です。
頭と完成を使って、自分の人生を自分で切り開くことが「生活費」を稼ぐ上での必須条件ですよ!


頑張れシングルマザー!


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