2013年10月16日水曜日

「憂さ晴らし」にはママ自身の「振り返り」が必須!


ガス抜きをしなくちゃ~


突然、どうしようもなくムシャクシャすることがある!
原因はイロイロあるのだが、そんなことはどうでもいい。
このイライラを手っ取り早く解消できればいい。
周囲(特にこどもへの八つ当たり)に多大な迷惑をかける前に何とかしたい。


シングルマザーの「憂さ晴らし」は重要な課題なのだ。

ガス抜きをしなくちゃ~


私のイライラをいつも敏感に察知してくれるのは、妹の八衣路だ。
「おねえちゃんのそのヒドイ顔をこの世にさらし続けるのは
明らか、公害よ、ね!」といって、
今回は銀座のショーレストラン「笑座こんぱる」に引きずって連れて行かれた。
子ども達は親切なお友達のおうちに預かってもらっての
ぜいたくなプライベートタイムの始まりだ。


初めてのショー!!

「オカマのヘンなショーは見たくない!」と
年甲斐もなく、ダダをこねてもみたが、
世間知らずの姉を一蹴して、
大人で物知りの妹にお店に押しこまれた。

日曜日の午後4時30分に開場。
既に女性が80%で、満席。
今回はキャンペーン価格で3,500円の一律料金は安いねぇ。
着席すると早速、飲み放題のドリンクを注文して、食事が始まる。

狭苦しい場所にホントに上手に客席と舞台が設置されている。
その間を縫って、「ダンサー」たちがご挨拶に来る。

そこには、男心が分かる、キレイなオカマたちが居た。
その辺の男より、身体も心もはるかに男らしいオナベが居た。
踊ることが好きなたくましい女性たちも居た。

午後6時になると、お待ちかねのショータイム♪
このステージを最後に引退する(いや、卒業だっけ)COCOという、
ニューハーフが出てくると、会場は騒然。
「ココさぁーん、ココさぁーん」と絶叫するファンの女性??
このファンは六本木の同業者のママとかで、
同じくオカマ。
どうりで、声量があったねぇ。
いや、かなり、うるさかったmmm

歌謡曲というかJ-POPというか、演歌も混じっての曲に合わせて、
ダンサーたちは衣装の早替わりし、次々とステージが変わっていく。

裏方さん無しの早替わりは催促16秒と聞く。
ショータイムはあっという間の50分間だった。


必死に生きるダンサーたち

芸術的にもの凄く感動しないまでも
ダンサーたちの一生懸命さには頭が下がる思いだ。
あちこちから漏れ聞こえる話しから、
ダンサーの皆さんはそれぞれに必死に生きていると実感させられた。

どのダンサーも小さいときからクラシックバレイや
ダンスの練習を積み重ねての今があるという。

私が大好きな俳優の唐沢寿明さんもこんなショーの出身だとか。
知らなかった~
高校中退で苦労しての現在ということ。
何でも簡単じゃぁない・・・

先ほどのCOCOさんは卒業して、田舎で百姓をやるという。
今回は出演していないが、ニューハーフのダンサーのアンナさんは
アイリッシュセッターのブリーダーとしても有名らしい。
千葉で施設を作って、チャンピオン犬を育てているとの話。
偉いもんだ。


しんみりして、反省のひととき

ホントは久々の「憂さ晴らし」で
シングルマザーであることを忘れて、パーッといきたいところだが、
何となくしんみりしてしまった・・・
というか、逆に考えさせられてしまった。

終わった時間も午後7時と早かったので、
妹の八衣路と帰りにカフェで一服。

「自分がオカマだったら」という話題になった。

「やっぱり、厳しいよね~」と八衣路。
「どこにいても、見られているからね~」と私。
「シングルマザーってわけにはいかないよね。」と続けて私。
「同性愛結婚で、離婚てあるのかしら?」と訳の分からない疑問も・・・
「ゲイとどう違うの??」とドンドン飛躍していく私達。
「自分がオカマって分かったら、どうする?」と話が戻って、
「仕事も制限されるよ、ね」とも。
「ダンサーって大変よね」なんて。

結論としては、
働けるうちは必死で働くこと!
働けることに改めて感謝する。

オカマであろうが、
オナベであろうが、
シングルマザーであろうが、
それなりに苦しいこともあるし、
つらいこともある。

泣き言を言ったり、
やけくそになったりしても、
得るものは無い。

誰しも人生は続くのだ。
セカンドキャリア、サードキャリアと自分で考えていくことが大切。
シングルマザーであれば、その責任は一人で負う覚悟もいる。
子どもを立派に育てて、
自分ももっと成長させたいと勉強もしなくちゃ!

離婚した頃の決心を思い出して、
初心忘れるべからず。
いやいや、今回は自分を振り返って、反省しましたよ。

シングルマザーの「憂さ晴らし」ではなく、
シングルマザーの「振り返り」!!

もっと、強くなって、
やるべきことをやってから、
遊ぶようにしますよ。
まだまだこんな状態の私が憂さ晴らしなんて
100年早いよ・・・

でも、今回のガス抜きはタイムリーだったかも。
なんだか、妙に納得してしまった原田です。
持つべきは大人の妹ですね。

そして、私は、引き続き、
頑張れシングルマザー!!




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