2013年11月18日月曜日

勉強しない子どもの育て方悩み解決法!


子どもに「毎日、勉強しなさい!」と言うつらさはどこのママも同じ


娘の瑞希(みずき)が中学生になって、ヤレヤレと思ったのもつかの間でした。
1学期の3者面談に行くと、「勉強をもっと頑張らないと高校受験が大変ですよ~」と担任から釘を刺される始末。
もう、そんな話か・・・と内心ウンザリしてしまうのは、イケナイ母親でしょうか。


仕事をしているので、あまり、他のお母さんとお話をすることも無いのですが、それも良くない気がして、この際数人のママたちとご一緒にお茶をしました。
瑞希が仲良しの小百合ちゃんのママは立派な歯医者さんで、博士号も取ったとのこと。
「スゴイですね!」と私が心から尊敬を込めて言うと、
「ムムム~私も小さいときから勉強がキライだったんですが、何とか頑張ってきたんですが、小百合はちょっと違うんですよ・・・」と小百合ちゃんのママ。
「どう、違うんですか??」と聞くと、
「言ってもまるで勉強をしないんですよ~」と小百合ちゃんのママが困った顔で答える。
私は勉強がキライだったので、言われて勉強する小百合ちゃんのママってとっても感心な子だったんだと思いつつも、
「うちも毎日、勉強しなさいって、言い続けているんですけど全く効果無しですよ(笑)」と慰めつつ、本当のことを言っていました。


すると、他のママたちも「そうよねぇ~口を開くと勉強しなさいって、言ってるわよねぇ~」と口々に言う
有様でした。
いずこ子育ての悩みは同じなんだとホッとしたのも事実でした。


勉強をしないのではなく、勉強ができない わが子の現状

「勉強しなさい!」と何度言っても、一向に勉強しようとしない子ども。
そのたびに「この子は誰に似たんだろう?」と親は腹を立てるもの。
「勉強しなさい」と言われて素直にやれる子どもは、親から注意を受けなくても自分から勉強する子どもです、と教育の専門家から聞いたこともあります。
専門家曰くの「勉強する子はするが、しない子はしない」と言うのは、誰もが否定できない現実です。
「勉強しなさい」と子どもに言う前に「果たして自分はどうだったのか?」と親自身が子ども時代を振り返ってみるべきでしょうという事。
親のDNAがそのままわが子に引き継がれて、初めからわが子は勉強嫌いなのかもしれません(苦笑)
そうなると、勉強の仕方やその子の生まれつき持っている「資質」を探るべきかもしれません。
むやみに腹を立てるだけでなく、冷静にわが子を分析して打開策を見出すべきと思いませんか?
そこで、毎日、愛しいわが子を観察し、客観的に見直す日々が続きました。
決して、むかっ腹を立てずに娘の言い分を聞き続けるという、我慢の日々でした。
約1ヶ月でたどり着いた結論は、わが子は≪勉強をしないのではなく、勉強ができない、どうやったら勉強ができるようになるかわからない≫のでは、と考えるようになりました。


それぞれの子どもの持つ「頭の働きの向き不向き」を知る重要性

つまり、勉強、勉強といっても、学校の勉強には≪頭の働きの向き不向き≫があると思えるのです。
例えば、娘はひらめきがあり、賢そうなやりとりを家庭でも学校でも家族やお友達、先生ともやっています。
ところが、テストとなるとからきし点が取れないのです。たぶん、記憶力が乏しいからだと思います。
記憶というのは脳内部の「海馬(かいば)」という器官がつかさどっているといわれます。短期と長期の記憶の働きがあるそうですが、テストが苦手な子はすぐに忘れてしまうのでしょう。一夜漬けの勉強の得意な子は短期の記憶が得意なのでしょう。いつまでも覚えている子は長期の記憶の働きも良いのでしょう。
どちらもダメなわが子といえども、教科によって、興味・関心が違っています。
昔から言う「好きこそものの上手なれ」ということです。
好きな教科は「学ぶことも好き」だということが分かりました。
娘の学び方にも特徴があって、「その言葉のもつ意味」や「歴史的背景」「それらが引き起こす社会的な問題」「など、≪何故≫が重要なことがわかりました。
いわゆる、詰め込み式の丸暗記型の学校教育には不向きなのです。
≪考える≫ことを大切にして、その課題に対して少しでもディスカッションをすると、格段に覚えるようになりました。


娘とともにライヴで猛勉強

娘の印象に残る、生きた勉強が必要だと思い、そのテーマに関連する場所や環境に身を置かせて、ライブで感じられるように連れて行くことにしました。
例えば、[政治」のことであれば、国会議事堂や各党の本部を見せるとか、「日本史」であれば江戸城や関連の史跡を尋ねます。
「世界史」であれば、史実に基づいた名画を見せ、地球儀で世界を旅します。
「数学」はゼロをインド人が発見したこと、代数・幾何・解析についても話、集合が好きな娘にはシステムのことも教え、コンピューターシステムにも触れてみます。
「国語」は日本語の美しさを感じさせ、文学・詩・俳句・短歌にも触れさせます。続いて、「古文」や「漢文」にも繋いでいきます。
必須の「英語」は話すにはガッツが重要と教え、会話を楽しませつつ、文法に触れていきます。
ネイティブの友人にも会わせたり、夏休みにはグアムで子供のサマーパーティに参加させました。


世界で羽ばたく21世紀の人材になることを夢見て

そして、2学期も終盤の今、わが子は大の勉強好きになったのです。
瑞希自身、勉強を楽しめるようになり、怪しい記憶力も数段良くなっています。
成績はどうあれ、間違いなく21世紀に生きていくことのできる人材になれると母親の私が確信できつつあります。

「ママ、私、英語とパソコンの力をもっとつけて、世界で活躍できる人になるわ!」と豪語するわが子を全力で支援するべく、シングルマザーの私は稼がなくてはなりません。
父親不在を覚悟の子育てです。

友人の弟が天才らしく、宇宙物理工学の勉強をすべく、オックスフォード大に入学したとか!!
入学金が800万円って聞くと思わず腰が引けた私。
宝くじ買っておこうかと、学資保険も入っておこうかと真剣に検討してしまいますよ。

とにかく、頑張れシングルマザー。




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